海外のお客様との接点を増やし、記憶に残るユーザー体験を提供する。
03.

営業職
I.H.
2018年入社
海外営業統轄部
時計推進部
CHAPTER_1
マーケティングやものづくり。
好きなものに携われることが入社のきっかけ。
就職活動では、「好きなものに携わりたい」という思いを軸として持っていました。大学で学んだマーケティングや、好きなものづくりに関わりたい。とりわけBtoCに関するマーケティングを学んでいたことと、趣味でつくった革細工製品を人にあげたときに喜んでくれる姿が嬉しかったことから、お客様の反応を見やすいBtoCの企業を中心に検討していました。他にも「グローバルに働けること」「プライベートも充実させられること」を視野に入れていたところ、条件に合致したのがカシオでした。
私が所属するUX開発室は、時計事業を通じて豊かなユーザー体験を提供することを目標にしています。商品だけではない、記憶に残るような体験を世界中の人々に届けるために何ができるのか、それを考えることが私の仕事です。具体的にはECサイトの改善や、SNSでのキャンペーンの実施、ライブコマースの画策をしています。構想を練り、それをもとに各国の担当者や現地の方を巻き込みながら実行していくという流れです。他にも、海外販社や代理店の営業施策の支援として販売員教育の仕組みをつくったり、ブランディングの実行支援をしたりと業務は多岐に渡っています。

CHAPTER_2
歴史を遡って過去を知ることで、
今の需要をつかむ。
海外マーケットを相手にする面白さは、日本とは感性や価値観が違う分、色んなアイデアを試せるところです。逆に言えば、日本ならではの感覚では成り立たないというところが難しさでもあります。私が心がけているのは、「市場のユーザーがどう思っているのか」を一番に考えることです。自分の感性や価値観だけを頼りにしてしまうと、ニーズとのズレが生じてしまうので、必ずデータをもとに現地の需要を考えるようにしています。よく実践している方法は、現地の歴史を学ぶことです。今までその国では、どういう歴史でどの商品が売れてきたのかといったデータを収集。私が入社するよりもずっと前の文献まで遡って読むこともよくあります。とにかく今のトレンドだけを捉えようとすることは難しいので、より正確に把握するためにも「どんな道をたどって今に行きついたのか」まで見るようにしています。

CHAPTER_3
カシオなら思いっきり働きながら、
プライベートもしっかり楽しめる。
海外営業統轄部ということで、できれば20代のうちに海外駐在を経験しておきたいと考えています。20代にしかできない経験を積むだけ積んで、30代になったときに一度棚卸しをし、今後どんな方向性でキャリアを歩んでいくかを考えてみたいですね。あとは最近、副業への興味が少しずつ湧いています。というのも、上司に申請書を出して許可が下りれば副業を行える制度ができました。副業をしている人から話を聞くことができる座談会も開かれており、働き方が多様化してきたと感じています。他にも働き方という点で、思いっきり仕事に打ち込みながら、プライベートも楽しめる風土があると思いますし、カシオの良いところだと感じています。当社の製品は時計や楽器、電卓など一つひとつに特徴があるので、好きな製品がある人なら、きっと働きがいを感じられると思いますよ。
