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vol.19

新たな挑戦「GSW-H1000」のウォッチフェイスUIデザイン

日々、私たちが生み出しているデザインを、
開発の流れを交えて担当デザイナー本人の視点から語ります。
今回は「G-SHOCK “GSW-H1000”」のウォッチフェイスUIデザイン開発ストーリーをご紹介します。

G-SHOCK初のWear OS搭載スマートウォッチ画面

発売から40年。歴史と伝統のあるG-SHOCKにスマートウォッチの企画が立ち上がりました。アナログ化、耐衝撃構造、新材質、先端機能の導入、さまざまな進化を繰り返し多くのファンを得るまでに至ったG-SHOCKブランドに、これまでとは全く違う次元の進化、高精細液晶とWearOSによるマルチスポーツ対応アプリの搭載が決定!
UXデザインチームによるウォッチフェイスに大きな期待がかかります。

瞬時に必要な情報を得るために

現在、市場には多くのブランドからさまざまなスマートウォッチがリリースされていますが、グラフィカルでカジュアルなデザインをイメージする方が多いのではないでしょうか。
私たちは「視認性」を第一に考え、どんな時でも瞬時に欲しい情報が得られるように、白と黒の究極のハイコントラストでの情報表示により高い視認性を確保。更に、あえてポイントカラーに絞ることで視点の分散を抑え、重要な情報をダイレクトにキャッチできるよう工夫を重ねていきました。

あらゆるアクティビティへの対応

この機種は、日常使いはもちろん、ランニング・バイク・水泳・釣りなど15のアクティビティと25の室内ワークアウトのための表示が可能です。どんなアクティビティでも欲しい情報を素早く得られるよう、3分割したフェイスをユーザーが組み合わせられる構造にして、どんなユーザーでも最高のパフォーマンスが引き出せる様にしました。
これらのアクティビティに対応するアイコンデザインには「最もG-SHOCKらしい」と言えるオリジナリティの高さにこだわり、ウォッチフェイスの小さい画面の中で世界観を牽引するデザインを実現しました。

細かなパーツが実現するG-SHOCKらしさ

ユーザーの好みでカスタマイズ可能なウォッチフェイスの組み合わせは数百通りにも及びます。どんな組み合わせでも常にG -SHOCKらしいフェイスであるためにはどうしたら良いか。私たちは、アイコンデザインだけではなく、オリジナルフォントのデザイン、細部にいたる全てのパーツ一つ一つにG-SHOCKらしさを持たせることで、それを可能にしました。どの様な組み合わせでもバランスよく見えるよう、トライアンドエラーを繰り返しながらブラッシュアップしていきました。

こうしてG-SHOCKにまた一つ新たな歴史が加わりました。
あらゆる状況でG-SHOCKらしさが感じられるフェイスにできたと自負しています。
CASIOでは時計以外にも楽器や電子辞書・医療機器などさまざまな分野の商品やアプリを扱っています。
UIデザインを必要とされる分野は多く、デザイナーとして幅広い経験ができるやりがいのある職場です。
これからもユーザーの生活がより豊かで楽しいものになるよう
一つ一つの商品にUIデザイナーならではの工夫を注いでいきたいと思います。

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