遼 Watch!

Vol.112018.10.1

復帰のカギはショートゲーム?!
優勝を果たしている思い出のコースでの戦いをwatch!

リラックスムードで本領発揮?気の知れた仲間との予選ラウンド

約1カ月ぶりの復帰戦となった前週のアジアパシフィック ダイヤモンドカップでは予選落ちを喫した石川遼。
今回の「トップ杯東海クラシック」では、少しでも前へと進んでいることを結果で見せたいところです。
日本列島は寒暖の変化が続き、本人も大会前のインタビューでは少し鼻声のような印象。
ただ、「見に来ていただければ元気だということをわかっていただける」と体調に問題のないことを強調。選手会長らしい発言を聞くことが出来ました。
それをプレーで示すよう、初日は4バーディ、2ボギーの2アンダーでまとめ、25位タイとまずまずの発進。ラウンド中は親交の深い小平智選手と同組だったのもあるのか、前週はあまり見られなかった笑顔がたびたび見られました。
ホールアウト後は「昔から仲が良いので緊張することなく気楽に回れました。アメリカの話だったり、昔話をしながら和気あいあいとやっていました」とコメント。海外の試合でも2人が同組でラウンドするシーンをはやく見たいですね!

続く2日目は、前半の7番でボギーを打ち、9番で4オン2パットのダブルボギー。さらに10番でも、3パットのボギーと苦しむ展開もありましたが、それでも前日に続いて4バーディを奪い、イーブンパーで凌ぎ切りました。とくに、7番パー5は、石川らしいジェットコースターのような、ホールとなりました。木の根元からの2打目を余儀なくされて、左打ちを敢行。3打目は250ヤードが残りましたが、3番アイアンで約5mにつけて、驚きのバーディです。通算2アンダーは32位タイ。絶対に避けたかった2戦連続予選落ちは免れました。 

課題が明確となった石川遼。終盤戦のチャージに期待!

決勝ラウンドに進むと3日目の結果は4バーディ、2ボギー。初日と同じく2アンダーで、通算4アンダーの24位タイ。最終日は、4日間でもっともバーディが少ない2バーディにとどまり、ボギーこそ1つに抑えたものの、16番の名物パー3でグリーン左のがけ下に落として、トリプルボギー。当然、この16番に対する悔しさも語りましたが、この日のオーバーパーの大きな要因として、グリーン周りを挙げました。
「今日はグリーンのスピードが全然読めず、ショートが多かった。見た目がきれいで速く見えたのですが…」

しかし、全体的に見れば、復帰2戦目として及第点と言える内容だったのではないでしょうか。しっかりと4日間を戦い抜き、通算2アンダーで40位タイ。なかでも、ロングゲームはプラス材料です。初日に、「フルショットに関しては楽しみに感じている部分がある。ドライバーのときに球がねじれるようなミスがあったが、大きなミスになっていない。先週よりは良くなっている」と言えば、最終日のホールアウト後も、「ドライバーとアイアンショットについては、手応えを感じている」と好感触の様子でした。一方のアプローチは、元々石川が得意としているところでもあり、数をこなすことで向上していく面もあるはずですから、時間が解決してくれる問題でもあるでしょう。

次戦は大事な日本メジャー!そしてコースの外側での活躍もWatch!

次戦は、一週を置いての「日本オープンゴルフ選手権競技(10月11日開幕)」。2013年のマスターズ覇者、アダム・スコットが4度目の出場となり、注目度の高い大会です。石川がこれまで制した、名称に“日本”のつく大会は、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップのみ。復帰3戦目ながら、悲願のナショナルオープン勝利に向けて、石川はどれだけ調子を上げてくることができるでしょうか。アダム・スコットとの決勝ラウンドを期待しましょう!!

また、コースの外側では、「石川遼が福島県でコース監修へ」というニュースも飛び込んできました。
石川遼をマネジメントする会社が福島県のゴルフ場・棚倉田舎倶楽部の経営権を取得。本人が、「ジュニアの育成」、「シニアに優しい」など“ゴルフの楽しさを伝える”という目的でコースを設計するとの事。
震災後、福島の復興に思いを寄せていたこともあり、ゴルフを通して復興に貢献したいという理由もあります。
ゴルフをやっていない時でも常にゴルフや日本に対して自分に出来る事は何かを考える27歳。コース外での活躍も引き続きWatchしていきます!